チェックの仕組み
IPClearCheckがIP、所在地、IP種別とクリーン度、WebRTCとDNSのリークをどう判定し、任意のIPをどう調べるか、そしてその限界を説明します。
あなたのIPと所在地
当サイトのサーバーはリクエストの送信元アドレスを読み取り、その公開ネットワーク情報(国、市区町村、タイムゾーン、ASN、プロバイダ)を照会します。IPv4とIPv6の行はそれぞれIPv4専用・IPv6専用のエコーホストから取得するため、接続がどちらのアドレスを使っているか分かります。所在地はIPのみに基づく推定です。
クリーン度スコア
スコアは0〜100で、高いほどクリーンです。93点から始まり、下表の加点と減点を足し引きして0〜100に収めます。95以上は非常にクリーン、80以上クリーン、50以上良好、25以上普通、25未満は要注意です。サイトや不正検知システムから見てIPがどれだけ「ふつう」かの推定であり、あなたが何か悪いことをしたかどうかとは関係ありません。
| 要素 | 点数 | 適用される条件 |
|---|---|---|
| ネイティブIP | +2 | IPの所在国が、アドレスブロックの登録国と一致する(RIPEstatの登録データ)。 |
| ISPのネットワーク | +5 | 家庭用、法人向けブロードバンド、モバイルのネットワークで、データセンター・VPN・プロキシ・Torの兆候がない。 |
| 法人専用線 | 0 | proxycheck.ioが必要:通信事業者が経路を広告しているが、ブロックは別の企業に割り当てられている(専用線や再割り当て。例:AT&Tのアドレスを他社が利用)。企業名とともに「法人専用線」と表示し、ISP加点はありません。その企業がホスティング事業者らしい場合はデータセンター扱いになります。 |
| Tor出口ノード | −55 | IPがTor Projectの公開出口リストに載っている。VPNとプロキシの行の代わりに適用。 |
| VPN | −30 | データ提供元のフラグ、VPNのホスティングで知られるネットワーク、または名前にVPN/プロキシを含む。 |
| プロキシ | −30 | 公開・匿名・乗っ取られたプロキシのフラグ(proxycheck.ioが必要)。VPNも検出された場合は−10。 |
| データセンター / ホスティング | −18 | クラウドやホスティング企業のネットワーク、または逆引きがサーバーらしい。 |
| ブロードキャストIP | −3 | IPの所在国が、ブロックの登録国と異なる。 |
| エニーキャスト / CDN / パブリックDNS | −20 | Cloudflare、Fastly、Akamaiのネットワーク、または有名なパブリックDNS。1つのアドレスを多くのサイトや利用者が共有します。 |
| プライバシーリレー | −10 | AppleのiCloudプライベートリレーなどのサービス。 |
| Webスクレイパー | −20 | データ提供元がこのIPのスクレイパーとしての利用を確認(proxycheck.ioが必要)。 |
| データ提供元のリスク値 | −0.25 × risk | proxycheck.ioがある場合のみ:0〜100のリスク値のうち、判定種別の基準値(ホスティング33、VPN 50、Tor 75、プロキシ100)を超えた分の4分の1。最大−25。 |
IP種別とその限界
回線種別(家庭用、法人向けブロードバンド、法人専用線、モバイル、データセンター、VPN、Tor)とVPN/プロキシの判定はproxycheck.ioのIPデータベースによるもので、ASNとネットワーク名、逆引き、Tor Projectの出口リストと照合しています。「法人専用線」は通信事業者のアドレスブロックが別の企業に割り当てられたもの(専用線など)です。proxycheck.ioが使えない場合はネットワーク情報のみで判定します。大手クラウド、Tor、多くの携帯キャリアは確実に見分けられますが、住宅用プロキシや小規模なVPNは見逃すことがあり、その場合は結果に明記します。各結果には信頼度を表示します。
WebRTCリークテスト
ビデオ通話と同じように、ブラウザが公開STUNサーバーに「どのアドレスが見えるか」を問い合わせます。そのグローバルアドレスが当サイトから見えるIPと異なる場合(例:VPN使用中に本来のプロバイダのアドレスが見える)、リークとして表示します。ローカルネットワークのアドレスは通常、ブラウザがランダムな「.local」名で隠しており、これが安全な初期設定です。
DNSリークテスト
ブラウザがdns.ipclearcheck.com配下の一意のランダムな名前をいくつか名前解決します。このゾーンの権威DNSサーバーは当サイトが運用しており、問い合わせてきたリゾルバのIPを記録し、それぞれのネットワークと国を調べます。サイトから見えるIPがVPNやプロキシなのに、リゾルバが別の非公開ネットワーク(通常は契約中のプロバイダ)に属していれば、DNSリークの可能性ありと判定します。テスト用の名前とリゾルバのIPは10分後に削除します。